「ブランドです」とかって自分が言うな!
こんにちは、マーケッティングアドバイザーの渡辺敬治です。
ブランド戦略?
言葉がどうもしっくりきません。
「ブランド」かどうかは、本来周囲が決めるものだと思うのですが…
ですから、ブランド化を目指すということは、希望的目標行動というべきでしょうか?
国、地域、企業、商品、サービス、人までも、何でもかんでも「ブランド」化するのが流行りのようになってますが、そう簡単な話ではありません。
何せ、こちらが「これは我が社のブランドです」と言っても、日本中あるいは世界中の人がブランドだと思わなければ、なんの意味も持たないからです。
では、どうなれば「ブランド」として認められたことになるのか?
一つの答えとして、こんな考え方があります。
広告の到達すべき、主な5つの大きな課題をクリアすることで、ブランディングは成功に至る可能性を持っている。
1)全国的(世界的)知名度
2)社会的共感と信頼
3)ファンにとっての価格以上の絶対的価値
4)誰もが認めるポジショニング
5)完全なる差別化
どれもそう簡単に実現できるものではありませんが、広告を考えるとき、これらの一つづつが、広告戦略やプロモーションの目標とするべきエレメントになっているのは間違いありません。
ですから、例えばブランド化を10年かけて目指すとして、この5つの中で、どのエレメントに対して、自社の強みが発揮できるのか。
そんなところから考えて行かなければ、一歩たりとも近づけないのです。
もし本当にブランド化を目指すなら、5つのエレメントの意味と要求される目標値を理解して攻略して行く方法は、必ずあるはずなので、チャレンジする意味は大いにあります。
さらに、ブランド化することによる利点は、顧客に対しての価値イメージだけでなく、企業内部的にも、大きなメリットをもたらします。
例えば、リクルート面でも数多くの、大変期待できる利点をもたらしてくれます。
ブランドを持つ企業に就職しようとする希望者は、企業がどんなことを目指しているのか、容易に知ることができ、自分がその中で何をしたいのかをしっかりと意識しやすいからです。
そんな状態で応募してくる彼らは、目的意識が高いだけでなく、教育にかかる時間や経費も大幅に少なくて済むのです。
また、そのブランドのファンのリストを持つことで、リピート販売やVIPへの顧客育成も容易で、新商品の発売なども楽に進めることができます。
焦らずに、まずは一歩からじっくりとブランディングを始めてみませんか?
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