カテゴリー: Premiere Pro

AR、VRを考える。

 

AR、VRと徐々に認知され始めているが、面倒なことを感じて中々自分自身理解しようとしない。最近もAR、VRとお仕事になりそうなので頑張って再確認。

いろいろな受け取り方があると思いますが、自分なりにまとめてみると。。。

ARはスマフォのカメラに映るものの中にキャラクターや動画を入れ込む拡張現実。GPSなどの位置情報、そのカメラを通して見える場が舞台になる。

VRはスマフォやヘッドセットのジャイロ機能を使って目の前の画面に異空間を写し出す仮想現実。その場がそこまで重要ではない。目の前の画面に目を塞がれ完全に異空間に閉じ込められる感じで、あえて言うなら脳みそが舞台になる。※そのようなヘッドセットを使わないVRもある。

 

ARはブライダル業界にいたときに、ウェルカムボードに卓上メッセージカードに仕込み参列者にサプライズ演出をしていた。

しかし、興味を持ってする人と全く興味を持たない人と、割合からいうと1対4、興味なしが多かった。

一つには専用アプリなどをわざわざダウンロード、そしてインストールする必要があったからだと思う。

その壁は現在に至るまで立ち塞がっている。

一度専用アプリなど入れてしまえば面白いものなんですがね。。。

その様な事実がありつつ、AR、VRは突き進んでいる!

 

今、VRというか360度ムービーはPremiereで編集ができるようになった。RICOHのthetaで撮影してPremiereで編集、そしてInstaVRでパブリッシング。

このルートを現在研究中。

 

 

iPhoneでのLog撮影。

長いこと映像制作に携わってきたが

映像の世界と言っていいのか、本当に日進月歩で

ハード、ソフトと変化がある。

 

少し、映像の現場から離れれば

4kだのラウドネスだの知らないことが増えている(汗)

 

最近、V-LogだのLUTだの話が出ているが

正直「何のことだろう?」って感じでした。

 

調べれば、V-Log、S-Log、C-Log

おおっ、いろんな種類のログがある!

Vがパナソニック、Sがソニー、Cがキャノンのカメラで

収録できるフォーマットのことだった。

 

後の処理がカメラREWのような感じでしょうか。

(まだ知識は乏しい。。)

 

このこともお勉強ですね。

 

そこで、ついでにiPhoneでLog撮影ができるか調べてみた。

そしたら、あるではないですか!

 

もちろん、ソフトですが

FiLMic Pro v6 App Storeで1.800円

 

お手持ちのiPhoneが7Pulsだから試してみよう!

ビットレートが高すぎます!?DVDエンコード

【結論】

「ビットレートが高すぎます。」と出たらVBR 2Pass 8Mbpsで

エンコードをする。

それでもダメなら、8Mbpsより、もっと値を下げるべし!

 

【これまでに至る経緯】

私が映像制作を初めたころは4対3の四角い画面でした。

デジタル放送が始まるころハイビジョンという画質が

一般となり、16対9の長方形の画面になりました。

言わいるSDからHDの住み分けです。

 

DVDからBlu-rayとなり(完全には、今でもなってないが)

Discの最終パッケージの幅が広がった。

 

しかし、まだDVDがこの世の中、普通に使われている。

 

結果、ハイビジョンで撮影したもの、そのクオリティで制作したもので

DVDに焼くとなるとダウンコンバートをしないといけない。

(フルハイビジョン1920×1080からDVDサイズの740×480にリサイズ)

 

このリサイズというのが結構厄介。

 

大きいものから小さいものにするのだから

綺麗に小さくなるというのが私の初期の考えでした。

 

しかし、実際にハイビジョンの画質からDVDに焼きこむと

絵の劣化に心が痛くなります。リサイズがうまく行っていないと

ジャギーが出たりと見れるものではありません。

とは言うものの、昔はそんなこと感じないで見ていたんですけどね。

人間のナレというのは怖いものです。

 

いろいろとエンコード(トランスコード)のソフトを試し

結果、Adobe Encoreでエンコードするのが

私の環境では綺麗に仕上がると出ました。

 

それから、ずーとEncoreを使って

ハイビジョン画質をDVDに(DVDなりに)リサイズして

納品をしてきました。

 

せめてビットレートを高くして

少しでも綺麗に仕上げたいという思いで

10分前後のものは最大ビットレート9Mbpsにしてきました。

 

その方法で今までずーと来ていましたが

先日、ビットレートが高すぎます。とエラーが出て焼けません。

 

いろいろとググってみて

DVDの最大ビットレートは10Mbps(この知識はあった)

Encoreでの最大ビットレートは10Mbpsは無く9Mbpsまでなので

最大の9Mbpsにしていたが、

この10Mbpsという最大ビットレートは音声と映像を合わせての

数値だそうだ(この知識はなかった)

 

確かにこのエラーが出た時は

音はドルビーでなくPCM(非圧縮)にしていた。

※ドルビーAC3のDVDにおいては448kbpが標準で384kbpにしたりもする。

 

では、今回のエンコードは効率よく変換され

限りなく9Mbpsになり、非圧縮のPCMと合わせ

10Mbps以上になっていたということになる。

 

ググると、安全圏で最大ビットレートを8Mbpsでしているそうだ。

 

結果私もそのようにして無事にエンコードができた。

Premiere Proのラウドネスレーダーはココ

デジタル時代になり放送規準、今回は音ですが

ラウドネス値を、-24LKFSにせよとのこと。

※2014年4月1日から

私は2010年でテレビ放送の現場から離れていたので

ラウドネス値、知らなかったー(汗)

今では、ちょくちょく知らなかったラウドネス値を

勉強して調整し局に入れてます。

Adobe Auditionで最後は自動調整します。

 

そのラウドネス値ラウドネスレーダーという

ラウドネスを監視するプラグインがあります。

それは、Auditionでも見ることができますが

Premiere Proでも見ることができます。

オーディオトラックミキサーのFXを開き

スペシャルの中にラウドネスレーダーがあります。

 

 

 

 

 

 

 

このラウドネスレーダーで監視できます。

任意の値に調整するにはAuditionへ

デジタル・サイネージのためのMA Waves

デジタル・サイネージは静かなところや騒音の中、さまざまなところで

人が見ていようが見ていないであろうが流れ続けている。

でも、パっと目を引き、騒音の中でも何か音が聞こえれば、

足を止めて見てくれるかもしれない。

そんな工夫、音編。

 

音に関してはハッキリ言って自信はない。

今まで撮影現場に行けばカメラマンとして、時には音声マンとしてやってきた。

映像の編集はガツガツと出来るが音声の仕上げは

音屋さんにしてもらっていた。

そんな贅沢な環境にいたので細かい繊細な音の処理能力がない。

申し訳ないが聞ければいいぐらいの…。

でも、ところ変わればで身につけていこう。

とにかく真似をするところからなので

今回デジタルサイネージのビデオで仕上げた整音方法を記していく。

 

ナレーションEQ(女性ナレーター)

premiere pro cc 標準エフェクト、パラメトリックイコライザー使用

 

そのBGMは対象的に

ナレーションの持ち上げたい周波数にかぶらないように

BGMを調整したのが下図。

 

 

 

さらにナレーション、BGMとそれぞれ音圧を上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナレーションは少しアタックを調整したので

プラグインWavesの「Renaissance Axx」を使用。

BGMは簡単にコンプが掛けられる

これもプラグインWavesの「L1 STEREO」を使用。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナレーションの音のポジションは真ん中(モノ)

BGMをそのまま使用するとナレーションと

音の定位(パンポット)が重なるところが出てくる。

プラグインWavesの「Center」でBGMのステレオをさらに左右に定位させます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナレーションの方でもう一つ

サ行を削るプラグインWavesの「DeEsser」

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後、マスターの

Wavesの「L1 STEREO」を使用。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにWavesというプラグインの会社が

イスラエルのテルアビブが本社らしい!

親しみが湧く。

 

いろいろと設定を記録してるが

実際に録音スタジオ、ナレーターさんの状態など

一回一回ぜんぜん違うので

あとは、目の前にある音と向き合うしかないね。