月別: 2017年6月

iPhoneでのLog撮影。

長いこと映像制作に携わってきたが

映像の世界と言っていいのか、本当に日進月歩で

ハード、ソフトと変化がある。

 

少し、映像の現場から離れれば

4kだのラウドネスだの知らないことが増えている(汗)

 

最近、V-LogだのLUTだの話が出ているが

正直「何のことだろう?」って感じでした。

 

調べれば、V-Log、S-Log、C-Log

おおっ、いろんな種類のログがある!

Vがパナソニック、Sがソニー、Cがキャノンのカメラで

収録できるフォーマットのことだった。

 

後の処理がカメラREWのような感じでしょうか。

(まだ知識は乏しい。。)

 

このこともお勉強ですね。

 

そこで、ついでにiPhoneでLog撮影ができるか調べてみた。

そしたら、あるではないですか!

 

もちろん、ソフトですが

FiLMic Pro v6 App Storeで1.800円

 

お手持ちのiPhoneが7Pulsだから試してみよう!

ビットレートが高すぎます!?DVDエンコード

【結論】

「ビットレートが高すぎます。」と出たらVBR 2Pass 8Mbpsで

エンコードをする。

それでもダメなら、8Mbpsより、もっと値を下げるべし!

 

【これまでに至る経緯】

私が映像制作を初めたころは4対3の四角い画面でした。

デジタル放送が始まるころハイビジョンという画質が

一般となり、16対9の長方形の画面になりました。

言わいるSDからHDの住み分けです。

 

DVDからBlu-rayとなり(完全には、今でもなってないが)

Discの最終パッケージの幅が広がった。

 

しかし、まだDVDがこの世の中、普通に使われている。

 

結果、ハイビジョンで撮影したもの、そのクオリティで制作したもので

DVDに焼くとなるとダウンコンバートをしないといけない。

(フルハイビジョン1920×1080からDVDサイズの740×480にリサイズ)

 

このリサイズというのが結構厄介。

 

大きいものから小さいものにするのだから

綺麗に小さくなるというのが私の初期の考えでした。

 

しかし、実際にハイビジョンの画質からDVDに焼きこむと

絵の劣化に心が痛くなります。リサイズがうまく行っていないと

ジャギーが出たりと見れるものではありません。

とは言うものの、昔はそんなこと感じないで見ていたんですけどね。

人間のナレというのは怖いものです。

 

いろいろとエンコード(トランスコード)のソフトを試し

結果、Adobe Encoreでエンコードするのが

私の環境では綺麗に仕上がると出ました。

 

それから、ずーとEncoreを使って

ハイビジョン画質をDVDに(DVDなりに)リサイズして

納品をしてきました。

 

せめてビットレートを高くして

少しでも綺麗に仕上げたいという思いで

10分前後のものは最大ビットレート9Mbpsにしてきました。

 

その方法で今までずーと来ていましたが

先日、ビットレートが高すぎます。とエラーが出て焼けません。

 

いろいろとググってみて

DVDの最大ビットレートは10Mbps(この知識はあった)

Encoreでの最大ビットレートは10Mbpsは無く9Mbpsまでなので

最大の9Mbpsにしていたが、

この10Mbpsという最大ビットレートは音声と映像を合わせての

数値だそうだ(この知識はなかった)

 

確かにこのエラーが出た時は

音はドルビーでなくPCM(非圧縮)にしていた。

※ドルビーAC3のDVDにおいては448kbpが標準で384kbpにしたりもする。

 

では、今回のエンコードは効率よく変換され

限りなく9Mbpsになり、非圧縮のPCMと合わせ

10Mbps以上になっていたということになる。

 

ググると、安全圏で最大ビットレートを8Mbpsでしているそうだ。

 

結果私もそのようにして無事にエンコードができた。